思い出の sodaplay

21世紀の初頭、とても楽しいウェブサイトが世界的な人気を博していました。

sodaplay です。

sodaplayとアートビット.コレクション展(2002年)

私が初めてそれに触れたのは2002年だったと思います。東京の初台にあるNTT インターコミュニケーションセンター(通称ICC)で開催されていたアート.ビットコレクション展でした。

ICC ONLINE | アーカイヴ | 2002年 | アート.ビット コレクション展

ICC 活動記録 2002–2003の動画が下記にあります。
00:03:08から、当時のアート.ビットコレクション展の様子をみることができますのでぜひご覧ください。

ICC | HIVE - ICC 活動記録 2002–2003
HIVE(ハイヴ)は,ICC館内とウェブで視聴できるICCの映像アーカイヴです.

当時の私はプログラマとして働き始めたばかりでしたが、この展示会は大変な刺激となりました。

コンピュータの可能性にびっくりしました。

点と線の生き物

sodaplayでは点と線で作り上げた構造物がまるで生き物のように動きます。

眺めているだけでも楽しいです。だけどこの生き物、マウスを使ってつかんだり、作り変えたりすることもできたのです。すごい!

OpenConstructor

sodaplayそのものはもうウェブサイトが閉鎖されており、遊ぶことはできません。

Java appletという技術を使って作られていたように記憶していますが、残念ながらJava appletも過去の技術となってしまっています。

だけど有志の方々が sodaplayライクなものを作ってくれており、同じように遊ぶことができます。

いくつかあるようですが、オープンソースとしてプログラムを公開してくれている OpenConstructor を拝借し、ハッピーコンピューティングのウェブサイトで動くようにしてみました。

Java appletではなくhtml5+JavaScript製です。

openconstructor

スマートホンには対応していません。

パソコンでアクセスして、あちこちいじってみてください。生物をクリックしたり、メニューや波形をクリックしたり、思いがけない動きをするはずです。

私が昔感じた楽しさを、少しでも共有できたらうれしいです。

生物を自分でつくることもできる

作り変えることができます。昔を思い出して私もやってみました。たとえばこんなのとか。

openconstructor

いろいろガチャガチャやってみてください。

実際になにかを作り出すのは難しいですが、なにも完成しなくても、思いがけない動きをするのでとても楽しめるはずです。

コンピュータに触れる喜びと、ステキな未来を思い描く経験を

ハッピーコンピューティングでは、私自身の経験を元にしながら、現代の子どもたちにコンピュータを使う喜びを伝えていきたいと思っています。

ステキな未来を思い描いて、何事も前向きに取り組めるようになってほしいと願っています。

GitHub - OpenConstructor/OpenConstructor: Build springy creations and watch them walk
Build springy creations and watch them walk. Contribute to OpenConstructor/OpenConstructor development by creating an ac...
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