なぜプログラミングを教えるのか

清水亮氏の 「プログラミング教育の落とし穴」という長い記事を斜め読みして、ハッピーコンピューティングの私も 「なぜ(プログラミングを)教えるのか」 を明確にしようと思いました。

ウィリアム・モリス

学生時代の講義で配布されていたプリントにこんな文章がありました。

クラフツマンシップのひとつの大きな使命は、生活に必要な道具を作る喜びを人々に与えることである。
また、もうひとつの大きな使命は、その作り出された道具を使う喜びを人々に与えることである。
(ウィリアム・モリス)

私は、プログラミングを通じて、ウィリアム・モリスの言う「作る喜び」を伝えたいのです。

論理的思考力を養いましょうとか、これからの社会を生き抜く力を身につけようとか、そういうのはいりません。

芸術系大学を出たプログラマ(私)が教えられることは、

物事の中とか仕組みを知って、自分の手を突っ込んでいじくり倒して作り変えると楽しい

そんな喜びです。

Rubyの名著

下記の本の9章に、そういうことが書いてあります。

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Rubyを256倍使うための本 邪道編
Rubyを256倍使うための本 邪道編

ご興味ある方はぜひご一読を。9章だけでも。

9章はプログラミングの知識なんていりません。

軽妙な文体だし短い文章だし、ちょろっと読めちゃいます。

ピアノやサッカー等の習い事と同じ

大工にはなれないけどDIYは好き。

それでいいと思います。

職業プログラマにならなくてもいい。プログラミングを楽しんでほしい。

ピアノを弾けるようになってうれしい。

サッカーが上手になって楽しい。

すばらしいと思います。

そういったメジャーな習い事に負けないくらい、プログラミングも素敵ですよ。

私は職業プログラマでしたが、その喜びを知っています。

# もちろん苦しみも知っていますが・・・ f(^^;)汗

ハッピーコンピューティングはその喜びを伝えるために、プログラミングを教えます。

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